動物愛護センターの活動と役割

動物愛護の普及事業

 

動物保護事業の一環には普及活動も含まれています。「動物愛護のつどい」は動物愛護週間(9 月20 日~26 日)の事業の一環として、各センターでも積極的に実施されているようです。

 

ここではパネルの展示や、動物相談、小動物とのふれあい等を通して動物愛護に対する理解の促進をしています。

 

他にも動物愛護の普及事業として人と動物とのふれあいを目的とした活動が行われており、狙いは人と動物との調和のとれた生活環境を築くことです。

 

主に幼稚園・小学校低学年児を対象としているのが「小動物とのふれあい」をテーマにした教室で、ここでは子犬、ウサギなど身近で親しみやすい小動物と直接ふれあう体験の場を提供し、動物に関心を持つと共に動物の飼い方や扱い方を楽しく理解できるよう指導しています。

 

最近は夏休みに小動物飼育体験教室を開催するセンターも増えています。神奈川県では小学校5~6年生を対象に、夏休みを利用して、実際にふれあい動物ひろばの動物の飼養管理を体験する教室があり、動物の適正飼養、動物愛護意識の普及と啓発を図っています。

 

「ふれあい動物ひろば」は平日開園され、来場者が自由に子犬等にふれあいながら飼育動物を観察できる機会を提供する場となっています。ここで動物とのふれあいを通して、動物の正しい取扱い方等を普及するのが役割です。

 

お年寄りや障害のある人に対しては、コンパニオン・アニマル活動としてリハビリテーションの一助とするために、老人ホームなどの社会福祉施設に子犬、ウサギ、モルモット等を連れての訪問活動を行っています。