啓発活動
動物保護事業の活動では、動物愛護の普及事業として動物の適正飼養の推進や、しつけの重要性等動物の適正飼養を推進するための各種教室を開催し、動物に関する知識の普及や啓発を図っています。
神奈川県の動物愛護センターの例では、「わん・にゃん教室」を開催しています。この教室は犬・猫等の動物の譲渡を希望される人が必ず受講しなければならない飼育前講習会のことで、これから動物を飼いたいと検討している人も受講できます(毎月第2、第4金曜日に開催)。
「愛犬教室」は毎月、第3金曜日に行われる「子犬の譲渡会」で、子犬の飼養者になった人が対象で、特に子犬の健康管理についての教室となっています。
収容された成犬に基本的なしつけを施すのが「訓練犬の育成・譲渡」で、ここでは不妊手術を行った後に地域のモデル犬として譲渡をしています。こうして訓練された犬によるしつけのデモンストレーションもあります。実施は動物愛護のつどい、動物フェスティバルなどの行事や、「わん・にゃん教室」、「しつけ相談日」、「しつけ教室」などの見学の際に、モデル犬として訓練のパフォーマンスを披露しています。
「犬のしつけ教室」というのは、動物愛護センターからの譲渡犬飼養者や飼い犬の問題行動に困っている人を対象として飼育トラブルとしつけの重要性、犬の習性等について、相談を受ける役割を果たしています。